こんにちは、わしづかみウェビナーです。学校の授業や企業の研修で、「グループワーク」を行ったことがありますか?グループワークは、様々なメリットのある効果的な学習・トレーニング方法です。しかし、ウェビナーでグループワークを取り入れるのは難しいとお考えの方が多いかもしれません。現在では、ウェビナーのようなオンラインの環境でも、ツールや通信環境の進化によって、簡単にグループワークが取り入れられるようになっているんです。
今回は、グループワークとは何か、メリット・デメリットに加えて、ウェビナーでグループワークを取り入れる方法や注意点などをご紹介します。
INDEX
グループワークとは?
大人数の研修やセミナー・授業の中で、小さなグループに分かれて成果物を発表したり、ディスカッションを行うことをグループワークと呼びます。
就職試験等で、志望者の自主性やポテンシャルを見るためにも取り入れられることがあります。
グループワークのメリット
少人数で行うので自主性が発揮される
人数が少ないことで積極的に発言をしなければいけないので、課題について自らの考えを深めることができます。グループワークがあることで、前後の講演内容にも集中して耳を傾けてくれる可能性が高まるでしょう。
また、実践型の内容の講演の場合は、実際にロールプレイングを行うことで、ウェビナーで学んだ内容をしっかりと身に着けることができます。
協調性が身につく
グループワークを行う際には、全員で一つの課題に取り組んだり、ディベートでは同じ主張を通すために協力することが求められます。他の人からの意見をまとめてより良い結論を出したり、自分とは違う考えを受け入れることで協調性が養われるため、まさに新人研修などにぴったりの手法といえるでしょう。
進行役や書記など役割分担をすることも。自分が普段つかないポジションにつくことで、視野を広げることもできます。
新しい考え方が生まれる
グループワークは、自分以外の参加者一人一人の意見をしっかりと聞くことができる貴重な場です。中には自分では思いつかない意見や発想が飛び出す場合もあるでしょう。より多くの意見を取り入れることによって、さらに自分の考えや理解を深めたり、より良いアイデアが浮かんでくる場合もあります。
グループワークのデメリット
同調圧力が生まれてしまう
複数の人間が集まると、どうしても意見の食い違いが発生するものです。その際に、他の人と違う意見を持っていると、なかなか自分の意見を主張できなかったり、場を円滑に進行するために他の人に合わせてしまったりすることがあるのではないでしょうか。
同調圧力にストレスを感じてしまうこともあるかもしれませんが、グループワークは自分の意見を主張する練習にもなりますので、ぜひ積極的に自分の考えを発信してみてはいかがでしょうか。
ウェビナーでグループワークは可能?
冒頭でお伝えしたように、最近のオンラインミーティングツールはグループワークができるものが多くなってきました。このようなツールを利用すれば、オンラインでもグループワークを行うことが可能です。
ウェビナーでのグループワークの特徴
ウェビナーでグループワークをする際には、どのような効果があるのでしょうか。ウェビナーでのグループワークの特徴をまとめてみました。
参加者同士での交流ができる
グループワークの機能を利用することで、今までオフラインのセミナーでなければ難しかった参加者同士の交流が可能になります。今後通信環境やツールの発達により、よりオフラインに近い形で交流ができるようになるのではないでしょうか。
参加者同士の交流が活性化することで、主催者側も参加者の本音や意見を聞きやすくなるというメリットがあります。
世界中の人と交流ができる
オフラインのグループワークの場合は、自分の参加できる地域の人としか交流ができませんでした。しかし、ウェビナーの場合は、言語の壁こそありますが、物理的には世界中の人達と交流をすることが可能です。自分の知らない考え方やアイデアに出会える可能性もぐっと広がるのではないでしょうか。
ウェビナーでのグループワークにおすすめのツール
ウェビナーでグループワークを行う際には、グループワーク用の機能があるWEB会議ツールを使用する必要があります。ここではおすすめのWEB会議ツールと、グループ内での意見・情報の交換がしやすくなるツールをご紹介します。
おすすめのミーティングツール
ウェブ会議ツールを使用する際は「ブレイクアウトルーム」「ブレイクアウトセッション」のような名称で、グループワーク用の小部屋を用意することが可能です。
Zoom Meetings
Zoom Meetingsでは、ルームを最大50個に分割できる「ブレイクアウトルーム」が使用可能。ホストが参加者をそれぞれのセッションに分割するほか、参加者がセッションを選んで入室することなども可能です。
Google Meet
Google Meetでは最大25個のセッションに分割が可能な「ブレイクアウトセッション」が用意されています。自動的に参加者を振り分けることもできれば、ドラッグ&ドロップで直感的にメンバーを再編集することも可能です。
おすすめのホワイトボードツール
オンライン上では議事録やホワイトボードを直接目で見て共有することが難しいので、リアルタイムで入力内容を反映できるツールを補助的に使用することがおすすめです。
Googleスライド
Googleのツールはオンラインで自動反映されるので、このような遠隔での作業におすすめです。
特にGoogleスライドは、1つのファイルの中で別々のシートを編集したり、そのままプレゼン用の資料を作成したりということが容易で、操作も直感的なのでグループワークにおすすめのツールです。
miro
miroはリアルタイムで共同作業が可能なオンラインホワイトボードツールです。特におすすめしたいポイントは、簡単にマインドマップが作成できる点です。付箋や図形を簡単に矢印でつなぐことができ、ブレインストーミングなどにもおすすめです。ホワイトボード上で簡単な投票等ができる機能もあります。
グループワークでの注意点
ウェビナーでのグループワークでは、オフラインとは異なる注意点が発生します。スムーズに進行を進めるために、もしもの事態に備えて対策をしておきましょう。
人数が変化した場合の対策をしておく
学校や研修と異なり、ウェビナーの場合はどうしても当日欠席等で人数が流動的になる可能性が高いです。人数が足りない場合にすぐにチームを再編集したり、場合によっては企画の変更もできるように準備しておくことが必要です。
グループワークを行う旨を周知しておく
オフラインのグループワークと違い、インターネットは全世界へ発信された媒体です。ウェビナーは限られたメンバーではありますが、顔や声などで個人を特定されては困るという方も中にはいらっしゃいます。ウェビナーの中でグループワーク等の顔や声出しが必要な企画がある際は事前に告知しておきましょう。
フィードバッグをしっかり行う
規模の大きいウェビナーの場合は、すべてのグループに発表の時間を設けることが難しい場合もあるでしょう。講演時間内で時間が足りない場合は、ウェビナー終了後に講師によるフィードバックを行うことが望ましいです。
発表が難しければ、成果物型のグループワークではなく、チーム内での意見交換やロールプレイングの場を設けるだけでもグループワークの価値はあります。
まとめ
いかがでしたか?ウェビナーでのグループワークは、ツールを使用すれば意外と簡単に実践が可能です。ウェビナーの内容によっては、グループワークを取り入れることによって充実度がぐっとアップする可能性がありますので、ぜひ検討してみてくださいね。
以上、「ウェビナーでもグループワークができる!【メリットやおすすめツールまで徹底解説】」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
わしづかみウェビナーでは、ウェビナー開催をご検討されている方のご相談を随時承っております。開催方法や使用ツール、そしてネットでのウェビナー集客にいたるまで、サポートさせていただきます。
ウェビナー開催に関するお問い合わせ・ご相談
また、ウェビナーへの参加をご希望の方、まずはウェビナーに参加してどんなものなのか見てみたいという方は、ウェビナー開催情報も随時更新中でございます。
ウェビナーに参加したい方も
開催希望の方もサポートします
「わしづかみウェビナー」は、ウェビナーに参加してみたい方・ウェビナーを開催したい方の両方をサポートします!毎日のウェビナー開催情報はもちろん、参加者・開催者どちらにも役立つコンテンツをご用意しています。オンラインでのセミナー開催が初めての方でも、まずはお気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフが開催方法からネット上での集客まで支援させていただきます。
現代ではなぜウェビナー集客が重要視されるのか
ウェビナーは現在急速に普及し、様々な大企業がマーケティングにウェビナーを活用しています。ではなぜこれほどまでに「集客ツール」としてウェビナーが注目されているのでしょうか。 まず1つ目に、ウェビナーに参加する顧客は、ウェビナーの題材に沿った「悩み」をすでに抱えている可能性が高いからです。ウェビナーに参加することで、ビジネスであったり、個々の生活における悩みを解決する方法を手に入れることを期待しています。つまり、悩みを解決するたねびツールであったりサービスへの興味関心が高く、購入・契約につながりやすい顧客が集まりやすいといえます。こうして、上質なリードを獲得できることが、企業がこぞってウェビナーを開催する理由の一つです。 次に、ウェビナーは1人の講師が多数の顧客に一度にアピールすることができます。しかも、通常のリアルセミナーの場合は会場に収容できる人数に限りがありますが、ウェビナーでは(ツールによって差はあるものの)人数の上限がほとんどありません。働き方の改革が求められる中で、効率よく営業をかけられるとい鵜部分が大きく注目されています。 そして最後に、ウェビナーはSNSでの拡散との相性が非常に良いことも特徴です。ウェビナーの参加者は、情報収集だけでなく情報発信にも関心が強い場合が多いので、素晴らしいウェビナーを視聴した後は、感想や意見をSNSでフォロワーに共有する可能性があります。そうすると、企業側が集客をせずとも、ウェビナーの参加者が発信媒体となり、新たな顧客を呼び込んでくれる可能性があるのです。
ウェビナー開催に関するお問い合わせ・ご相談