こんにちは、わしづかみウェビナーです。コロナ禍で就職活動を経験した方や、これから就職活動を始める方は良くご存じかもしれませんが、最近では会社説明会や1次面接をオンラインで行う企業が増えています。特に会社説明会はウェビナーのような形式で行われることも多いのですが、比較的新しい形式なので「周りにオンライン説明会を経験した先輩がいない…」「何が正解かわからない…」と、不安な学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、オンライン会社説明会について、気を付けるべきポイントをご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。
INDEX
オンライン会社説明会の現状
まずは、実際にどのくらいオンラインの会社説明会が普及しているのか、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。
オンラインでの会社説明会実施状況
多くの会社説明会は大学3年次の3月ごろから開始されます。4月もまだまだ合同・個別共に会社説明会が実施される回数は多く、大型の就活イベントなども開催される「情報収集の時期」と言えます。そして、オンラインでも頻繁に説明会が実施されています。
2022年2月の株式会社マイナビの調査によると、23年卒の就活において、合同説明会では約84%、個別説明会では約86%の企業が、WEBのみまたはWEBと対面の両方を実施(もしくは実施予定)となりました。企業がオンラインでの会社説明会を開催するのには「コロナ禍でリアルイベントが開催中止になる可能性を考慮して」「遠方の学生も参加しやすいから」「移動費などの参加コストを下げることで多くの学生に参加してもらえるから」などの理由があります。そして、ウェビナーをはじめオンラインビデオ通話システムがコロナ禍で急速に一般的になったことも大きいのではないでしょうか。
同社の「マイナビ就活EXPO」もリアル会場のイベントだけでなくオンラインでの開催が実施されます。他の大型就活イベントに関しても同様に、リアルとオンラインの両方で開催される動きが進んでいます。
就活参加者へのメリット
学生目線でも、オンラインで会社説明会に参加するメリットがたくさんあります。まず、企業の会社説明会オンライン開催の理由にもあるように、コストや時間の面は、特に地方に住む学生にとって大変メリットになります。地方に住みながら首都圏の企業への就職も視野に入れている学生にとっては、交通費や宿泊費を気にせずに本当に参加したい説明会にたくさん参加することが可能です。
さらに、オンライン会社説明会の場合はカメラをオフにしたままの参加の場合や、自宅からの参加という事もあり直接採用担当者と顔を合わせる事がないため、極度に服装や身だしなみに気を使わなくて良いので、気軽に説明会に参加し、より多くの情報を簡単に収集することが可能です。
動画視聴タイプとライブ配信タイプ
WEB上での会社説明会には大きく分けて2つのタイプがあります。それが動画視聴タイプとライブ配信タイプです。それぞれにメリットデメリットがあり、両方のタイプの会社説明会を実施する企業もあるので、企業への関心度合やスケジュールによって選択するのも良いのではないでしょうか。
動画視聴タイプ
あらかじめ収録された動画を視聴するのが「動画視聴タイプ」です。YouTubeなどのように何度も巻き戻して視聴できるものも多く、早送りもできるため、自分の知りたい情報だけをピックアップして視聴することも可能です。繰り返し再生できるので聞き逃しが無いことはメリットですが、リアルタイムに質問などができないため、自分の知りたい情報を知ることができない可能性があります。また、生配信ではなく、編集された動画なので、実際の会社の雰囲気が見極めづらい可能性もあります。このように、「動画視聴タイプ」は収集できる情報には限りがあるものの、時間に縛られず効率的に視聴できるため、「とりあえず聞いておこう」というような企業の説明会にも参加しやすいのではないでしょうか。
ライブ配信タイプ
収録されたものではなく、リアルタイムに配信されるのが「ライブ配信タイプ」です。カット等の編集ができないため企業の雰囲気が分かりやすく、リアルタイムで質問が可能なことが多い為、自分の疑問を解決しやすいというメリットがあります。ただし、システムや対応人数の都合で参加人数に制限が設けられている場合もあり、先着や抽選での参加になることもあります。また、決まった時間に動画を視聴する必要があるので、予定が合わない場合は参加が難しいのが難点です。
オンライン会社説明会、何が不安?
オンライン会社説明会がどのようなものか、お分かりいただけたでしょうか。多くのメリットがあるオンライン会社説明会ですが、冒頭でもお伝えした通りネット上での開催に不安感を感じる就活生も多いようです。
企業とのミスマッチに繋がる可能性
オンライン会社説明会は、対面での説明会と比較して企業の実際の雰囲気を確かめづらい可能性があります。動画は必要な部分のみ切り取られている状態のため、登壇者以外のスタッフの雰囲気や、会社で説明会が行われる場合には社内の空気感などが分からないからです。また、チャット形式の質疑応答が多く、自分の質問が取り上げられなかったり、意図が汲み取られず時分の知りたい情報が得られない場合があります。
他にも、気持ちの面で、自宅から気軽に参加できる分、説明会がないがしろになってしまうというデメリットもあります。
このような理由から、実際に説明会に足を運ぶ場合と比較して、企業のことを深く知ることができないため、結果として企業と学生のミスマッチが生まれてしまうということが懸念されています。
周りの学生が見えない不安
合同説明会などの大きな就活イベントは、企業の情報を収集するという事がメインですが、他の学生の様子を見たり、コミュニケーション・情報共有を行うことができる場でもあります。人と比較しすぎることはあまり就職活動において良いことではないかもしれませんが、同じステップにいる仲間がたくさんいることはとても心強いことなのではないでしょうか。しかし、オンラインでは周りの学生の様子を見ることができないため、「自分は遅れを取っているではないか…」「みんなどのような気持ちで参加しているのだろうか…」と、焦りや不安につながってしまう可能性があります。また、家の中で一人で参加するため、孤独感を感じることもあるかもしれません。
このように、オンライン会社説明会では対面形式のイベントとはまた違った面で、精神的に負荷を感じるという方も少なくありません。
オンライン会社説明会への上手な参加方法5つ
ここまでで、オンライン会社説明会はメリットだけでなく、情報収集手段としての不完全さなどのデメリットがあることが分かりました。しかし、時代と共に会社説明会はさらにオンライン化していくことが予想されます。そこで、わしづかみウェビナーでは、オンラインでの会社説明会へ上手に参加するコツを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
01 – ネット環境・視聴環境をしっかり整える
せっかくの会社説明会の途中で、電波が悪く途切れ途切れになってしまったり、充電切れで強制終了してしまうのは大変もったいないことですよね。PCをWi-Fiではなく有線接続にするなど、できるだけ電波環境の良い状態で参加するようにしましょう。シティーWi-Fiなどの無料通信サービスは多くの人が同時に利用していることもあり、電波が弱い場合が多いので、利用しないほうが良いでしょう。
また、充電をしながら参加するなど途中でバッテリーがなくならないように工夫して参加しましょう。
カメラをオンにしたまま参加する場合や、質問時にカメラをオンにする必要がある場合は、できるだけスマートフォンの手持ち状態は避け、スマートフォンスタンドを使用するか、PCで参加するようにしましょう。手持ち状態だと映像が揺れてしまい、見栄えが悪いだけでなく、手や上半身の動きにも制限がかかってしまいます。加えて、いつカメラをオンにしても問題ないように、説明会が始まる前にカメラアプリ等で画角(画面に映る範囲)や角度を確認しておくことも大切です。背景は何もない壁などになるようにし、部屋が暗すぎないかもチェックしておきましょう。
02 – 質問の候補はすぐ送れる形式で準備
質疑応答時間に急いでチャットを打って送信しようとすると、焦りから誤字脱字・誤送信をしてしまったり、入力スペースが小さく確認がうまくできなかったり、という事があります。かと言って、ゆっくり慎重に入力していると、出遅れてしまい質問が取り上げられず…という事になってしまいます。
そんな時には、あらかじめコーポレートサイト等をよく確認して質問を何点かピックアップしたリストを作成しておきましょう。そのままチャットに送ることができる文章でテキストを用意しておけば、質疑応答のタイミングですぐにコピー&ペーストで質問をすることができます。あらかじめ作成しておいた文章なので、誤字脱字も事前に確認できますし、途中で誤送信してしまう危険もありません。
その場で質問したいことが増えた場合にも、直接チャットに打ち込むのではなく、一度メモ帳アプリ等に書き出してそれをコピー&ペーストしたほうが、落ち着いて入力できます。
※ただしスマホからの参加の場合はアプリを行き来すると情報の見逃しをしたり、誤って退室してしまったりとアクシデントにつながるのでおすすめしません。
こちらの記事でもZoomでのチャットのコツ・使用方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
03 – オンラインでも時間意識をしっかりと持つ
自宅からの参加の場合、気が緩んでギリギリの時間になってしまったり、遅刻してしまう方が少なからずいらっしゃるようです。しかし、入退出の記録はログとして残っている可能性が高く、誰が遅刻して入ってきた、というのも採用担当者に筒抜けである場合があります。
何分前から配信ページに入室できるのかあらかじめ確認し、余裕のある時間に入室することを徹底しましょう。
04 – ビデオをオンにする可能性がある場合はスーツを着用
ウェビナーの場合は自宅からの参加ということもあり、服装自由なで参加してくださいと記載されている場合も多いです。しかし、自由と言ってもオフィスカジュアルのようなものを選ぶのが無難です。迷ったらスーツを着用しておけば印象が悪くなることはないので、オフィスカジュアル・きれいめなコーディネートに自信がなければスーツを着てしまうのがおすすめです。
05 – 使用WEB会議ツールの設定の確認を
Zoomなどのウェブ会議ツールが、友達とオンライン飲み会等をしたときのアイコン・ニックネーム・背景設定のままになっていませんか?あまりふざけたアイコン等だと採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。説明会参加時には、証明写真や本名を使い、申し込み時の情報と一致するようにしておきましょう。
目的意識をもって効率的な説明会参加を
オンライン会社説明会は、ポイントを押さえて参加すれば非常に効率よく企業の情報が収集できるとても良い機会です。就職活動中の皆さんや、これから就職活動を迎える方時は、ぜひオンライン説明会をうまく利用して自分に合った企業を探してくださいね。
また、会社説明会以外にも、早い段階から気になるジャンルのウェビナーに参加することで、視野を広げたり、自分に合った職種を見つけるきっかけとなります。ウェビナーによっては実際に仕事をする上で役に立つスキルを習得できるものもありますので、どんどんウェビナーに参加してみるのがおすすめです。
ウェビナーへの参加をご希望の方に向けて、わしづかみウェビナーではウェビナー開催情報も随時更新中でございます。
オンラインでの会社説明会を開催したい企業に向けて、ウェビナー・説明会開催に関するご相談も随時承っております。開催方法や使用ツール、そしてネットでのウェビナー集客にいたるまで、サポートさせていただきます。
ウェビナー開催に関するお問い合わせ・ご相談
オンラインで会社説明会・ウェビナーに参加したい方、開催したい方はぜひわしづかみウェビナーをご利用ください。
以上、「【就活もウェビナー形式!】オンライン会社説明会で気を付けるポイントは?【2022年度最新】」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
ウェビナーに参加したい方も
開催希望の方もサポートします
「わしづかみウェビナー」は、ウェビナーに参加してみたい方・ウェビナーを開催したい方の両方をサポートします!毎日のウェビナー開催情報はもちろん、参加者・開催者どちらにも役立つコンテンツをご用意しています。オンラインでのセミナー開催が初めての方でも、まずはお気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフが開催方法からネット上での集客まで支援させていただきます。
現代ではなぜウェビナー集客が重要視されるのか
ウェビナーは現在急速に普及し、様々な大企業がマーケティングにウェビナーを活用しています。ではなぜこれほどまでに「集客ツール」としてウェビナーが注目されているのでしょうか。 まず1つ目に、ウェビナーに参加する顧客は、ウェビナーの題材に沿った「悩み」をすでに抱えている可能性が高いからです。ウェビナーに参加することで、ビジネスであったり、個々の生活における悩みを解決する方法を手に入れることを期待しています。つまり、悩みを解決するたねびツールであったりサービスへの興味関心が高く、購入・契約につながりやすい顧客が集まりやすいといえます。こうして、上質なリードを獲得できることが、企業がこぞってウェビナーを開催する理由の一つです。 次に、ウェビナーは1人の講師が多数の顧客に一度にアピールすることができます。しかも、通常のリアルセミナーの場合は会場に収容できる人数に限りがありますが、ウェビナーでは(ツールによって差はあるものの)人数の上限がほとんどありません。働き方の改革が求められる中で、効率よく営業をかけられるとい鵜部分が大きく注目されています。 そして最後に、ウェビナーはSNSでの拡散との相性が非常に良いことも特徴です。ウェビナーの参加者は、情報収集だけでなく情報発信にも関心が強い場合が多いので、素晴らしいウェビナーを視聴した後は、感想や意見をSNSでフォロワーに共有する可能性があります。そうすると、企業側が集客をせずとも、ウェビナーの参加者が発信媒体となり、新たな顧客を呼び込んでくれる可能性があるのです。
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